■感情も条件付け出来る
唾液云々だけではなく、複雑な感情ですら条件付けで説明が出来ると考えられます。
生まれたばかりの赤ん坊を対象に行います、赤ん坊は何も知らない為に恐怖を知りません。
何らかのオモチャを与え、それを手にしようとした時に大きな音を出します。
当然、赤ん坊は驚いて泣いてしまいます。
オモチャを与える→手にする瞬間に音を出す、と言う動作を何度も繰り返します。
すると、そのオモチャを見るだけで赤ん坊は泣き出す様にとなったのです。
この場合、赤ん坊はそのオモチャと大きな音の関係を学習したと言う事が分かります。
赤ん坊の頃から、この様に学習をする点と感情も条件付けられる事が証明されたのです。
この実験では赤ん坊を対象にしていますが、恐らく大人であっても可能でしょう。
逆に、嫌いな物を好きになる様に感情を条件付けることも恐らく可能です。
上手にこの原理を利用すれば、苦手意識を改善するのに役立つかもしれませんね。
■犬だけじゃなく・・
ある日の新聞にて、パブロフの犬実験をゴキブリに行った所、同様の反応が見られた事が取り上げられました。
実験内容として、ペパーミントの匂いをゴキブリに吹き掛けました。
当然、この時点では唾液分泌を司る神経に異変は見られません。
しかし、匂いを振りかけた直後に砂糖水を与えると言う条件付けを5回繰り返した所、
ペパーミントの匂いを振りかけただけで、神経が活性化した事が分かりました。
パブロフの犬が音とエサの関係を学習したのと同じ様に、
ゴキブリもペパーミントと砂糖水の関係を学習したのです。
ゴキブリは、人間が思っているよりも遥かに知能が高い生物なのでしょうね。
今は、ゴキブリの脳内でこの学習が行われる仕組みは分かっていませんが、
この先の研究によって明らかにされるかもしれません。
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パブロフの犬